京都出身。幼少以来30年以上をヨーロッパで暮らす。 子供の頃にピアノとヴァイオリンを学ぶが、16歳でギターに転向する。Eric
Clapton、Santana、B.B.King等に影響を受ける。 70年代後半にPat MethenyやLarry Carlton等を聴いてジャズに興味を持つようになる。Adelhard
Roidinger(オーストリア出身のベーシスト。山下洋輔氏等と共演)やEddy Marron(オランダ出身のジャズ・ギタリスト。ドイツ・ケルン市音楽大学講師)に理論と実技を学ぶ。
80年代から90年代にかけてはブルース、ジャズ、ソウルやミュージカルのサポート・ギタリストとしてドイツ、スイス、ベルギー、オランダ、スペイン・ツアーに参加。地元のフュージョン・バンドと共にドイツとフランス・ツアーを行なう。 1992年には新たに自己のリーダー・バンド「ITANI」を結成。ギター中心のプログレ・インストルメンタル・ロックで演奏活動を行ない、CD「The
Journey」をリリース。 80年代半ばからは音楽講師としても積極的に活動し、ドイツ(旧西独)ノルトライン・ヴェストファーレン州ヴィッパーフルト市・市立音楽学校のエレクトリック・ギター科の設立を手掛け、講師を務める。
また、プロ・ギタリストのアルバム製作に向けての集中レッスン・プログラムも行ない、元生徒には「Die Toten Hosen(ドイツのミリオン・セラー・ロックバンド)」「Panhandle
Alks(ロカビリー)」「Javan(ヘヴィ・メタル)」のギタリスト等がいる。 ドイツ在住時に伊谷に師事していた生徒のなかで、現在ドイツの音楽専門学校で講師としてプロ育成に従事しているギタリストも少なくない。 1997年に帰国、首都圏での活動を始める。1999年に東京でITANIを再結成し、日本においてのCD「The
Journey」の販売を開始。2003年11月にBQ Recordsよりアルバム「Between Shadow & Light」を全国リリース。インストラクターとしても一層積極的な活動を行なっている。 ブルース、ジャズ、ファンク、ハードロックと「良い音楽ならばどんなスタイルでも好き」がモットー。
|